2012年03月10日

2012年3月「朗報・その2」

11月下旬、早朝・・・雨。
約8年間、部屋に籠もりきりの男性(30代)宅を訪れた。
医療保護入院のため、なかば強制的に病院に連れて行かなければならない時が来たのだ。

玄関先で最終の打合せをする。
ご両親の表情は硬く、重い空気が漂っていた・・・。
長年、そっとしておいた息子さんにこれから何が起こってしまうのか・・・。
そんな中、初対面の私が接触するとなれば、刺激を与えてしまうことは避けられない。
不安が増大するのはあたりまえだ。
私は、「大丈夫ですよ、任せてください。」とご両親に小声で告げると徐に2階へ上がった。

説得移送。
当然の心得として、患者さんを尊重し心身傷つけることなく治療に導く。
「誠実」「思いやり」「強さ」「優しさ」・・・全隊員、そんな意気込みで取り組んでいる。

中略・・・
開始から数分後には、穏やかな状態で車に乗り、滞りなく診察室へと辿り着いた。

2ヶ月後・・・
めでたく退院!!
病院スタッフのサポートもあり、現在、地域の自立支援センターに通っているとのこと。
施設内での交流の場では積極的に発言するなど再就職に向け意欲的だそうだ。
息子さんの社会復帰も近い!!
ご両親の笑顔が目に浮かぶ・・・。久しぶりに「グッ」ときてしまった。
posted by R.Nishitani at 20:09| Comment(0) | 日記
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