2012年01月29日

2011年12月「無銭飲食」

夕方、都内のホテルで警備にあたっていた。
数百人は入ろうかという宴会場で、某大手企業の招待会が間もなく行われる。
原則、招待状がなければ入場出来ないが、名刺を提示すれば誰でも入れるのが現状のようだ。

その日も50代の男がやってきた・・・無銭飲食の常習者である。
身長160センチ、薄毛、眼鏡、スーツ姿にビジネスバッグを所持・・・。
一見、ごく普通のビジネスマンだが、ホテル側は一年前からこの男をマークしていた。
宴会係によれば、何種類かの名刺を使い分け度々来場しているようだ。

男は200人ほどの招待客に紛れ込み、高級ワインを片手に名刺交換を始めた。
VIPに扮し優越感に浸っているだけなのか・・・暴飲暴食している様子ではない。
私も何度かこの男を監視したことがあったが、確たる裏づけがないまま今日に至っていた。
今回は主催者側に無関係の人物であることが確認できていたので、ホテル側も強硬姿勢だ。

終焉・・・。
ちゃっかりと粗品を受け取り、会場から出てきたところで声をかけてみた。
悪びれる様子もなく険しい表情で睨みつけてくる・・・。
「何なんですか!?」と強気だったが、関係者数人で対応することで徐々に形勢が変わった。
謝罪こそなかったが、深く追求するまでもなく、今後ホテルの出入りを禁止させてもらった。
以後、その男がどうなったかは知らないが、関係者の情報が悪用されないことを祈る。
posted by R.Nishitani at 12:15| Comment(0) | 日記
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