2012年05月06日

2012年4月「ご家族との面談」

統合失調症の患者さんと暮らすご家族と面談中のことだ。
「大丈夫でしょうか・・・」
「何をしてもだめだった・・・」
「色々なところに相談したが・・・」
「わらをも掴む思いで・・・」
このような言葉が相次いで出てくる。
患者さんの症状、ご家族の不安はマックスの状態だ。

こんなとき私は、安心していただくため成功例のお話しをする。
そしてもしもの事態を想定しての対処方法やそうならないための最善策を提案する。
そして何よりもいま面談していることが既に前進なのだと私は言う。

以前、入院反対派の親戚から言われたことがある。
きれいごとを言っても「あなたは他人でしょ・・・。仕事だから・・・」と。
しかし仕事であるがゆえの重責を担うからこそ親身になれるというものだ。
商売を優先する考えなど微塵もなく、ご家族と患者さんの力になりたい一心なのだ。

家族だからこそ出来ること、出来ないこと。
私達だから出来ること、出来ないことがある。
知恵をしぼり、力をあわせることで解決への可能性は何倍にも膨らむ。

レスキューネット部隊の「強さ」「優しさ」「思いやり」も常にマックスである。
posted by R.Nishitani at 01:27| Comment(1) | 日記