2012年02月25日

2012年2月「張り込み」

神奈川県西部。

深夜、川のせせらぎと虫の声しか聞こえない山間に身を潜めていた。
どうみても不審者だが、調査業務の一環である。
真っ暗闇の中、数十メートル先にある民家の灯りを頼りに、1件の町工場を監視する。
張り込みするにはかなり厳しい条件だが、田舎ならではの環境が心地よかったりもする。

調査は昼夜を問わず1週間に及んだ。
特に日中は住民の目が気になって仕方がない・・・。
服装を変え、乗り物を変え、あらゆる工夫を凝らす。

人物その1・・・つなぎの作業服にヘルメット。軽トラと適当に積んだガラクタで演出アップ。
人物その2・・・ジャージにキャップ帽。コンビニの袋を持って歩く。
人物その3・・・警備服でワゴン車の脇に立ち交通誘導をする。

今回はこんな感じで風景に溶け込むことにしてみたが、昼と夜、無人を装う時とそうでない時は手法が異なる。
通行人や住民から話しかけられた時の備えとして、口実を準備しておくことも重要だ。

とは言っても、10時間以上も単独で同じ場所にいるには厳しいものがあるので、とにかく試行錯誤していくしかない。あとは集中力、観察力、そしてちょっとした度胸(ハッタリ手(チョキ))が必要かも・・・
この、何だか後ろめたい心境は犯罪者の心理に似ているのかもしれない。
posted by R.Nishitani at 04:22| Comment(0) | 日記